Record China 2013年10月28日(月) 22時20分
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27日、雪男の代表格としてヒマラヤの「イエティ」の名前を聞いたことのある人も多いことだろう。このほど、オックスフォード大学の科学者は、DNA鑑定の結果、「イエティ」の秘密を発見したという。写真はヒマラヤ山脈。
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2013年10月27日、雪男の代表格としてヒマラヤの「イエティ」の名前を聞いたことのある人も多いことだろう。イエティをはじめ、ネッシーやツチノコなど、未確認生物で最も気になる点はなんといってもその正体だ。このほど、オックスフォード大学の科学者は、DNA鑑定の結果、「イエティ」の秘密を発見したという。新京報が伝えた。
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オックスフォード大学の遺伝学教授ブライアン・サイクス氏は2012年から「イエティ」に関する研究を開始。各地の博物館や科学者及び愛好家からイエティに関連する品の提供を呼びかけた。すると、40年前にフランスの登山家がインド北部でイエティの死骸を発見し、採取したという毛髪と、20年前にブータンで採取された毛髪の提供を受けた。
提供された毛髪をDNA鑑定した結果、2点の毛髪は今から12万年前に生息していたクマと100%一致した。2点の毛髪は発見された場所が離れており、近代で見つかっているため、毛髪と同じDNAを持つ個体が生存している可能性は高いとブライアン教授は指摘している。
今回DNA鑑定した毛髪の持ち主は、鑑定の結果と目撃証言などから判断すると、ホッキョクグマとヒグマの雑種である可能性が高い。雑種であれば一般的なクマの外見と異なるためだ。提供された毛髪は12万年前に生息したクマのもので、イエティがこのクマと同一の存在であるかどうかの確証はないが、イエティの正体解明に一歩前進したといえるだろう。(翻訳・編集/内山)
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