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2007年5月8日、江蘇省如皋市白蒲鎮に住む周粉英さんが元「慰安婦」であったことを公表した。周粉英さんは今年90歳。旧暦1938年2月22日、21歳だった周粉英さんは白蒲慰安所へ連れて行かれ、3か月間慰安婦として働かされたという。
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2007年5月8日、江蘇省如皋(ルーガオ)市白蒲鎮に住む周粉英(ジョウ・フェンイン)さんが元「慰安婦」であったことを公表した。
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周粉英さんは今年90歳。旧暦1938年2月22日、21歳だった周粉英さんは白蒲慰安所へ連れて行かれ、3か月間慰安婦として働かされたという。周粉英さんによると、慰安所には当時20人ほどの女性がおり、後に48人になった。当時兵営には50人ほどの日本兵がおり、慰安婦は番号で呼ばれていたという。
なぜ慰安婦であったことを公表しようと思ったのかについて周粉英さんは、慰安婦であったことを南京で唯一公表していた雷桂英さんが死去したことを先月26日の報道で知り、家族に説得され、自分も公表することを決心したのだと話した。慰安婦であったことを公表している「生き証人」は少なく、当時から70年近くも経っているため、新たな証言者が出るのは難しいと考え、自分が生きている内に証言しようと考えたのだという。(翻訳/編集・藤野)
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