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女性版「半沢直樹」誕生か?「マンネリ打破」大物プロデューサーが構想明かす―台湾

Record China    2013年10月22日(火) 12時5分

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21日、台湾ドラマ界のヒットメーカーとして知られるプロデューサーの陳玉珊氏が、女性版「半沢直樹」の構想を明らかにしている。写真はジョー・チェン。

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2013年10月21日、台湾ドラマ界のヒットメーカーとして知られるプロデューサーの陳玉珊(チェン・ユーシャン)氏が、女性版「半沢直樹」の構想を明らかにしている。東森新聞網が伝えた。

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台湾でも「加倍奉還(倍返し)」の流行語を生み、一大ブームを巻き起こしたドラマ「半沢直樹」。有名プロデューサーの陳玉珊氏が、台湾ドラマ界のマンネリ化を打破するため、シリアス路線を追求した女性版「半沢直樹」の構想を明らかにした。主演女優には、際立った演技力で知られるジョー・チェン陳喬恩)の名前をトップ候補として挙げている。

陳氏は2008年、ジョーを起用したドラマ「ハートに命中!100%」で、台湾ドラマ史上最高視聴率を樹立。「敗犬女王」や現在放送中の「蘭陵王」など、数々のヒットドラマを生み続けている。陳氏によると、現在の台湾ドラマは若者や主婦層をターゲットにした、青春ドラマやラブロマンスが主流。マンネリ化は視聴率が伸び悩む要因の一つになっている。

日本のようにシリアスかつ重厚な内容で、マンネリと思われないストーリーに挑むため、陳氏はこのほど女性版「半沢直樹」の構想を明らかにした。1人のOLが、“お局さま”はじめ職場の女性たちの激しい重圧や屈辱と戦いながら、一歩ずつ高みにのぼっていくというもの。ジョーの演技力を頼りに、2つの顔を持つ女を演じさせるのが理想だという。

台湾ドラマは一般的に日本のものより長く、恋愛ストーリーを含まない内容で、主な視聴者層となっている若者や主婦をどれだけ持続的に取り込めるかは未知数だ。ただし陳氏は、「台湾ドラマに新たな風を吹き込むのは、今後を見据えても不可欠なこと」として、積極的な姿勢を見せている。(翻訳・編集/Mathilda

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