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2007年5月7日。南京市に開通した「エコトンネル」内部の様子。大きな採光口は、安全性向上・環境保全に大きく貢献している。
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2007年5月7日、江蘇省南京市に10億人民元(約150億円)をかけ、1年余りの工事期間を経て建設された総延長3000mのトンネルが開通した。
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建設責任者の話によると、このトンネルは壁と天井部に大きな採光口が設置され、自然光をできる限り多く取り入れることにより、ドライバーにとって危険な「ブラックホール現象」(明るい外部から暗いトンネル内に入ったときの明暗差によって生じる一種の視覚障害)の発生を最小限に抑えることができる。***
さらに、この天井は通気性を高く保つようにも設計されており、排気ガスがトンネル内にこもったままにならず、騒音をおさえる効果もあるため、周囲の環境保全に大きく貢献している。(翻訳/編集・BA)