Record China 2020年2月16日(日) 13時0分
拡大
世界保健機関(WHO)の進藤奈邦子シニアアドバイザーは14日、新型コロナウイルス感染症について、日本の状況に懸念を示した一方で、中国・武漢については、「トンネルの先に光が見えてきた」と述べた。
2020年2月15日、米華字メディアの多維新聞は、世界保健機関(WHO)の進藤奈邦子シニアアドバイザーが14日、新型コロナウイルス感染症について、日本の状況に懸念を示した一方で、中国湖北省武漢市の状況については、「トンネルの先に光が見えてきた」と述べたと報じた。
多維新聞が日本メディアの報道を引用して伝えたところによると、感染症対策の専門家として知られる進藤氏は14日、日本環境感染学会の緊急セミナーで講演し、「中国湖北省武漢市では患者の発生数に減少の傾向がみられるようになり、トンネルの先に光が見えてきた。今、世界中が心配しているのは日本。踏ん張ってほしい」と訴えた。
進藤氏は、和歌山県湯浅町の済生会有田病院で医師と患者の感染が分かったことにも触れて、来院者の感染チェックなど、医療機関の態勢を再点検して拡大連鎖を食い止めるべきだとした。
和歌山県では、済生会有田病院に勤務する50代の外科医が新型コロナウイルスに感染したことが13日に確認されたのに続き、70代の農業を営む男性の感染も確認された。県内での感染者の確認は2人目。この男性は13日、済生会有田病院に一時入院していた。
進藤氏は新型コロナウイルスについて、「感染力は季節性インフルエンザよりも強いというデータがある。症状の軽い患者では、ウイルスが最も排出されやすいのは発症から3~4日」と話している。(翻訳・編集/柳川)
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人民網日本語版
2020/2/14
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