Record China 2013年10月19日(土) 11時23分
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16日、イタリア・フィレンツェの銀器店のショーウインドーに中国を侮辱するポスターが掲げられ、現地華人が店主に猛抗議する騒ぎとなった。
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2013年10月16日、イタリアの華字紙・欧州華報によると、フィレンツェの銀器店のショーウインドーに中国を侮辱するポスターが掲げられ、現地華人が店主に猛抗議する騒ぎとなった。
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今月11日午前、現地の中国人留学生が銀器店の前を通り過ぎようとした際に、問題のポスターを発見。3枚あったポスターのうち、一番上の大きなポスターには英語で「イタリア人が作ったものはもっといい」と書かれてあり、もう1枚には中国語で「狗屎(犬の糞)」の2文字と、「メード・イン・チャイナは4ユーロ(約530円)の価値しかない」とあった。3枚目のポスターにはイタリア語で「金銭は悪臭を放たない」「メード・イン・イタリーは400ユーロ(約5万3000円)の価値がある」と書かれていた。
このポスターに中国人への悪意を感じた中国人留学生たちは、店主にポスターをはがすよう要求したが、店主はこれに応じなかった。そればかりか彼らが店内に入ることを拒んだという。そこで中国人留学生たちは店の外で座り込みの抗議を開始。店主は警官を呼び、彼らを排除するよう要求したが、留学生たちから事情を聞いた警官らは店主にポスターを取り払うよう指示。中国人留学生たちもその場から立ち去った。
その夜、留学生たちが再び銀器店を見に行ったところ、取り払われたはずのポスターは元通りにショーウィンドーに貼られていて、「狗屎」と「China」の部分だけが黒く塗りつぶされていた。怒った彼らはその写真をネット上に公開。これを見た在伊華人たちは直接来店あるいは電話で連日店主に抗議した。店主は「中国製だけを糞といったのではなく、イタリア製もさらに大きい糞だと言いたかった」と弁明。「その証拠にうちの店で売っている銀製品は中国製。ただ客を引きつけるためのポスターであり、中国人を侮辱する意図はなかった」と話した。華人社会からの猛抗議を受けた同店主は、その後正式な謝罪文を公表している。(翻訳・編集/本郷)
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