ウォシュレット、中国でも本格的なブームに―中国メディア

Record China    2013年10月18日(金) 7時49分

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17日、冬になると、昔ならば便座カバーが使用されていたが、今年はウォシュレットに切り替える人が多くなっている。資料写真。

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2013年10月17日、冬になると、昔ならば便座カバーが使用されていたが、今年はウォシュレットに切り替える人が多くなっている。金陵晩報が伝えた。

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ウォシュレットは各家具売り場で販売されているほか、一部はスーパーでも販売されている。製品の価格も1000−2000元(約1万6000−3万2000円)と手が届きやすいものが多く、その中には多くの有名ブランドが含まれる。販売担当者は、「ウォシュレット付トイレの価格は5000元(約8万円)以上が主流であるが、多くの家庭にはすでに普通のトイレが取り付けられている。また、トイレの耐久性は優れているため、まだ使えるトイレを5000元以上のウォシュレット付トイレと取り替えるのはもったいない。しかしウォシュレットのみを取り付けるならば許容可能だ。いわゆるウォシュレットとは、一般的なトイレとは便座が異なっており、スマート化装置が取り付けられている。一般的便座にウォシュレットを取り付ければ、あなたの家庭にウォシュレット付トイレが備わったことになる」と説明した。

ウォシュレットには温水洗浄のほか、便座温度設定や温風などさまざまな機能がある。冬のトイレがそれほど寒くは感じられず、女性や高齢者にとっても便利で衛生的だ。

記者の調査によると、多くの水回り設備機器メーカーが市場の需要に迎合するためウォシュレットを販売しており、価格も低下を続けている。

しかし技術が成熟化しておらず、関連する国家技術基準が存在しないため、一部のウォシュレットは無用の長物になっている。例えばある消費者によると、購入したウォシュレットの自動温度調節は当初は非常に快適であったが、暖かくなり加熱をオフにしても、便座が温められ続けたという。また洗浄の位置が正確でなく、ズボンに直接かかることもあるという。

業界関係者は記者に対して、「多くのウォシュレットのメーカーは、自社製品にハイテクという輝かしいレッテルを貼り、豊富な機能があるように見せるが、実際にはそうではない。いわゆるウォシュレットの最も基本的な機能は洗浄・乾燥・温度調節であり、その他の多くの機能については小細工に過ぎない」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/ YF・編集/武藤)

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