韓国国内の旅行者数、新型肺炎長期化すれば最大40%減も―韓国シンクタンク

Record China    2020年2月9日(日) 18時40分

拡大

7日、新型コロナウイルス感染症の問題が長期化すれば、2015年のMERS(中東呼吸器症候群)事態の時のように、韓国国内の旅行者数が最大40%減少する可能性があるとの見通しが出された。写真はソウル。

2020年2月7日、韓国KBSワールドラジオの中国語版サイトによると、新型コロナウイルス感染症の問題が長期化すれば、2015年のMERS(中東呼吸器症候群)事態の時のように、韓国国内の旅行者数が最大40%減少する可能性があるとの見通しが出された。

韓国忠清南道のシンクタンク、忠南研究院は7日発表した「忠南経済問題報告書」で、MERS事態の統計に基づき、新型コロナウイルス肺炎が地域社会に伝播され、長期化すれば、国内の経済成長率が低下し、観光産業が深刻な打撃を受けると指摘している。

韓国観光研究院の国内観光統計によると、14年6月の国内主要観光地の旅行者数は1989万人だったが、MERSの地域社会への拡散がピークとなった15年6月の旅行者数は1193万人で、1年前と比べて40%、800万人近く減少した。15年7月も前年同月比10%減で、8月になってようやく前年の水準を回復した。

報告書は、新型コロナウイルス肺炎が地域社会に伝播され、多数の死者が発生した場合、MERS事態と同様に、国内旅行者数が急減すると予測している。特に新型コロナウイルスの拡散が6カ月続けば、国内旅行者数が最大40%減少するとみている。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携