校則違反で携帯電話を没収後に破壊!学校側の強引なやり方に非難続出―河南省三門峡市

Record China    2013年10月10日(木) 20時50分

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6日、中国のネットユーザーがミニブログ上で、ある高校では校則に違反したとして携帯電話を没収後、全校生徒と保護者の目の前で没収した携帯電話数十台を破壊したと明かし、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

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2013年10月6日、中国のネットユーザーがミニブログ上で、ある高校では校則に違反したとして携帯電話を没収後、全校生徒と保護者の目の前で没収した携帯電話数十台を破壊したと明かし、ネット上で大きな反響を呼んでいる。大河報が伝えた。

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問題となっているのは、河南省三門峡市にある高校。記者が取材した生徒によれば、9月29〜30日の試験期間中に携帯電話を校内に持ち込んだ学生から教師が電話を没収。6日に当事者の保護者も学校に呼びつけた上で、学校側が生徒自身に自分の携帯電話を壊すように指示を与え、30数台の携帯電話が壊されたという。同校には在学期間中は携帯電話の携帯を禁止する校則がある。

学校側への取材によれば、同校はこの事実を認めた上で、「極端な措置と思われるかもしれないが、それは生徒に正直で信頼できる人間に育ってほしいとの意図からであり、社会のために法律や規律を守る市民を育成するという目的のためだ」と説明。また、新入生の保護者は入学時に校則を順守する誓約書に署名しているという。

記者が取材した生徒の一部は学校側によるこの強硬措置に理解を示していたものの、大半の生徒は反感を持っていたり、受け入れられないと考えているようだった。ネット上でも多くのユーザーがこのやり方に懐疑的な態度を示しており、「出発点は間違っていないが、こんな横暴なやり方で処分するなんて教育の役割を果たしていない」という書き込みや、「生徒の権利を侵害する違法な手段で生徒を教育しておきながら、どうして法律や規律を守る市民を育成できるのか?」とのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/碧海)

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