Record China 2020年1月29日(水) 17時40分
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自民党の二階俊博幹事長が香港フェニックステレビの取材に応じ、中国・武漢市で発生した新型肺炎が拡大していることについて、中国を「親戚」に例えて支援の意向を示した。写真は武漢。
自民党の二階俊博幹事長が香港フェニックステレビの取材に応じ、中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が拡大していることについて、中国を「親戚」に例えて支援の意向を示した。28日付で新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞が伝えた。
二階氏は中国で感染が拡大していることについて、「親戚の人が病になったと、こういう思いで日本人はみんな思っております。中国の皆さんが一日も早く奮起をして、元気になってもらいたいと思っています」と語った。
また、日本政府が中国に支援物資を送っていることについて聞かれると、「お互いに日常の活動で友情を交わしている国に何かがあれば、隣の家が火災に見舞われたとか、急病で困っているとか、そういう時に助けに行くという気持ちと同じです」と述べた。日本の民間からの支援についても、「マスクや防護服など、できるだけのことをまさに国を挙げて行っているので、必ずお役に立てるように。結果を出せると思っています」とした。
中国のネットユーザーからは、「日本の友人に感謝」「先ほど日本人が感染したと聞いた。今回の件は本当に申し訳なく、また日本の支援に感謝します。早く収まってほしい」「日中友好」「四川大地震の時も一番に助けに来てくれた」といった声が寄せられた。
日本政府は武漢市に滞在している邦人を帰国させるためのチャーター便の往路で現地への支援物資を積んだ。大分市は武漢市に、水戸市は重慶市にそれぞれマスクなどの支援物資を提供。日本の民間からも中国にマスク100万枚などが送られている。(翻訳・編集/北田)
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