2013年10月8日、メガヒットを叩き出した時代劇ドラマ「宮廷の諍（いさか）い女」の女優スン・リー（孫儷）が、第41回国際エミー賞の最優秀女優賞部門にノミネートされた。網易娯楽網が伝えた。

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中国ドラマ「宮廷の諍い女」は昨年、中国はじめ香港や台湾など中華圏で放送され、爆発的なヒットを生んだ。現在までに各局が再放送を繰り返しているが、軒並み高視聴率をマークするという人気番組だ。ドラマに主演したスン・リーが第41回国際エミー賞で最優秀女優賞部門にノミネートされたことが明らかに。英国・ブラジル・スイスの女優たちと、女王の座を争うことになった。

国際エミー賞は、米国際テレビ芸術科学アカデミー （International Academy of Television Arts ＆ Sciences）が主催。65回目の授賞式が先月行われたエミー賞とは違い、アメリカ以外のテレビ番組を対象にしたものだ。女優賞や男優賞だけでなく、コメディー部門・ドキュメンタリー部門・連続ドラマ部門など計12個の部門賞が設けられている。今年の国際エミー賞は来月25日、ニューヨークのヒルトン・ホテルで授賞式が行われる。

国際エミー賞にはこれまで、中華圏から11名がノミネートされている。このうち受賞に至ったのは、2005年（第33回）で最優秀女優賞を獲得したハー・リン（何琳）のみ。「宮廷の諍い女」は中華圏だけでなく、日本や韓国、東南アジア各国や北米でも放送され好評を得ているだけに、スン・リーの受賞に期待がかかっている。（翻訳・編集/Mathilda）