中国国際航空、国内線で消費期限切れの機内食を提供=乗客約50人が腹痛や下痢に―北京市

Record China    2013年10月8日(火) 10時50分

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6日、中国国際航空の国内線で提供された機内食に消費期限切れの食品が含まれていたことから、乗客の1人がすべての乗客に知らせるよう求めたにもかかわらず乗務員から拒否され、乗客の約50人が腹痛や下痢の症状を訴える事件が発生していたことが分かった。

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2013年10月6日、中国国際航空の国内線で提供された機内食に消費期限切れの食品が含まれていたことから、乗客の1人がすべての乗客に知らせるよう求めたにもかかわらず乗務員から拒否され、乗客の約50人が腹痛や下痢の症状を訴える事件が発生していたことが分かった。北晩新視覚網が伝えた。

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読者から寄せられた情報によると、中国国際航空の国内線CA1268便に搭乗した女性の張(ジャン)さん一家は、同日午後5時ごろに配られた機内食の牛肉焼餅(牛肉の餡が入ったシャービン)の消費期限が4日前だったことに食べ終わってから気づいた。張さんは慌てて乗務員の責任者を呼び、全乗客にこのことを知らせた上で焼餅を回収するよう求めたが断られたという。それから30分ほど経ってから腹痛や下痢を訴える乗客が続出、彼女の夫と子供もお腹が痛くなりはじめた。結局機内の乗客約50人が腹痛や下痢の症状を呈し、トイレの前には長い行列ができた。

北京空港到着後、乗務員は張さんに「本件は地上職の担当者2人が責任をもって解決する」と言ったが、その2人の職員も事情を把握していない様子で途中から姿が見えなくなった。結局、空港に取り残された乗客たちは時間も遅くなり疲れていたせいもあって大部分が立ち去ってしまい、最後に残ったのは張さん一家だけとなった。張さんは同社の苦情処理に電話をかけたり、空港内の同社担当者に掛け合ったがらちが明かなかったため、午後10時に本紙へ連絡。その後、同社はようやく張さん一家を病院へ連れて行ったが、その結果は「腸炎で、さらなる検査が必要」とのことだった。

本紙記者が中国国際航空の担当部署に連絡を取ると、担当者からは「直ちに調査を行ってから回答したい」との答えが返ってきたが、本記事の送稿時点ではなお回答を得られていない。(翻訳・編集/碧海)

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