歌手オーディション番組「中国好声音」で優勝決定、熱狂化に政府当局が釘刺し―中国

Record China    2013年10月10日(木) 15時45分

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7日、中国で社会現象を巻き起こしている歌手オーディション番組「中国好声音(ボイス・オブ・チャイナ)」がフィナーレを迎え、今年の優勝者が決定した。

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2013年10月7日、中国で社会現象を巻き起こしている歌手オーディション番組「中国好声音(ボイス・オブ・チャイナ)」がフィナーレを迎え、今年の優勝者が決定した。新浪網が伝えた。

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浙江衛星テレビ「中国好声音」は昨年、第1シーズンが放送され、中国全土で社会現象を巻き起こした。同番組は2010年にオランダで放送され、世界15カ国以上がフォーマットしている「ザ・ヴォイス」の版権を獲得し、製作された中国バージョン。今年は7月に第2シーズンがスタートし、7日に最終候補4人による優勝決定戦が行われ、23歳のフリーター男性の李[王奇](リー・チー)さんがグランプリを獲得した。

「ザ・ヴォイス」と同じく、4人の音楽人が“先生”役を務め、自分たちの弟子を育成し、歌唱バトルを繰り広げるスタイル。リー・チーさんを指導してきたのは、台湾の歌姫アーメイ(張恵妹)だった。さらにリー・チーさんの顔だちやヘアスタイルが、台湾の人気男性歌手クラウド・ルー(盧廣仲)にそっくりなため、台湾のネットユーザーからも祝福の声が多く寄せられている。

「中国好声音」の成功に便乗し、今年は各局が競い合って、類似したオーディション番組を製作。夏休みシーズンを狙って一斉に放送され、まさに乱立状態となった。社会の熱狂ぶりに釘を刺すためか、メディアを管轄する国家広播電影電視総局(広電総局)は7月下旬、バラエティー番組の放送内容を規制する「限娯令」を発令。これにより、番組の放送日時や時間の分散化、さらには放送中止に追い込まれた局もあり、こちらも一般社会から大きな注目を集めた。(翻訳・編集/Mathilda

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