新型肺炎、話題の映画一斉に公開延期=「緊急救援」のダンテ・ラム監督「やむを得ない措置」―中国

Record China    2020年1月26日(日) 12時0分

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中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により最新作「緊急救援」の劇場公開が延期となったダンテ・ラム監督が、香港メディアのインタビューに答えた。

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中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により最新作「緊急救援」の劇場公開が延期となったダンテ・ラム(林超賢)監督が、香港メディアのインタビューに答えた。

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中国では25日に旧正月を迎えたが、肺炎の感染が急速に拡大する中、23日には旧正月映画シーズンに公開予定だった新作7本の公開延期が決定した。映画データベース「猫眼」によると、今月19日現在、これら7本の前売り券の売り上げは2億元(約32億円)を突破していた。そのうち、ダンテ・ラム監督の「緊急救援」は5位となっており、突然の公開延期により大きな打撃を被ることとなった。

「緊急救援」は、ヒット作となった「オペレーション・メコン」に続き、ダンテ・ラム監督が台湾の俳優エディ・ポン(彭于晏)と再びタッグを組んだ意欲作。24日に香港メディアのインタビューに応じたラム監督は、今回の措置について「天災と同じで不測の事態だ。観客の安全を守るためにもやむを得ないことだ」とコメント。今後の上映スケジュールは未定で、損失額についても「現時点では分からない」としている。

ラム監督によると、「緊急救援」は自身の監督作ではこれまでにないほど多くの国・地域での配給がすでに決定しており、「それだけに中国以外の観客への影響も大いにあり、失望させることになった」という。しかし中国の現状を見る限り賢明な措置だと考えているとし、「感染拡大を阻止する非常に有効な手段で、いい決定だと思う」と、全面的に支持する考えを示している。(Mathilda

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