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2007年5月6日、陝西省西安市の兵馬俑博物館は1日から5日までの参観者が15万人を突破したと発表した。昨年と比べ、3万人以上も増加し、記録を更新したという。
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2007年5月6日、陝西省西安市の兵馬俑博物館は1日から5日までの参観者が15万人を突破したと発表した。
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発表によると、昨年のゴールデンウィークと比べ3万人以上も参観客は増加し、記録を更新したという。兵馬俑博物館はこの人出に対応するため、閉館時間を夜8時に延長した。***
兵馬俑とは、古代中国で死者を埋葬する際に副葬された「俑(人形)」のうち、兵士及び馬をかたどったものを指す。殉死を防ぐために、副葬されるようになったと伝えられる。現在、兵馬俑といえば、中国を初めて統一した秦の始皇帝(前259年〜前210年)の陵墓周辺のものを指す場合がほとんどだ。「世界8番目の不思議」といわれる兵馬俑は、始皇帝陵の一部として、1987年に世界文化遺産に登録された。(翻訳/編集・KT)