Record China 2020年1月19日(日) 21時0分
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17日、中国紙・新京報は、中国が今年中に再び月探査を行い、1キロ以上のサンプルを持ち帰る計画だと伝えた。写真は月。
2020年1月17日、中国紙・新京報は、中国が今年中に再び月探査を行い、1キロ以上のサンプルを持ち帰る計画だと伝えた。
記事は、中国航天科技集団五院の嫦娥5号探査機総設計師の彭兢(ポン・ジン)氏が、「嫦娥5号探査機は、17年には基本的に研究開発を終えており、今年中に発射する予定だ。具体的な日時については、搭載ロケットや発射場などの状況に応じて確定する。探査機は22日~23日で月に到着し、月面の嵐の大洋の北西部に着陸し、サンプル採取後、地球に帰還する予定だ」と説明したことを伝えた。
彭氏は、「サンプルの品質は、着陸場所や地質の状況など、多くの要素の影響を受ける。1キロ以上のサンプルを採取したいと考えており、もしかしたら2キロかそれ以上採取できるかもしれない」と語った。彭氏によると、設計上は4キロのサンプルを地球に持ち帰ることができるという。
記事は、中国の月探査プロジェクトについて「周回・着陸・帰還」という3ステップで行われ、嫦娥5号は月探査プロジェクトの第3期の任務を完成させると紹介した。また、今後の月探査の計画については、「嫦娥6号は月の南極でサンプルを採取して帰還し、嫦娥7号は月の南極資源についての詳細な調査を行い、嫦娥8号は科学探査・試験を続けるほか、カギとなる技術の月面試験を行い、月面科学研究基地建設のための初期調査を行う計画だ」と伝えた。(翻訳・編集/山中)
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