巨大揚陸艦の内部で運動会、中国海軍の装備不足露わに―中国

Record China    2013年10月5日(土) 7時30分

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9月29日、鳳凰網は記事「巨大揚陸艦の内部で運動会、中国海軍の装備不足露わに」を掲載した。アデン湾で警備任務についている揚陸艦・井岡山号で運動会が開催されたが、その裏にはある重大な問題が潜んでいるという。写真は揚陸艦での運動会。

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2013年9月29日、鳳凰網は記事「巨大揚陸艦の内部で運動会、中国海軍の装備不足露わに」を掲載した。

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ソマリア沖アデン湾で警備任務についている中国人民解放軍海軍の新型揚陸艦・井岡山号。先日、その艦内で運動会が開催されたことがニュースとなった。揚陸艦内部の格納庫は運動するのに十分な広さで、ゴールを設置してバスケットを楽しんだり、卓球台を並べたり、バドミントンをプレーしたりと、汗をかく兵士の姿が伝えられた。

航海中も体を鍛えられるのはすばらしいことだが、空っぽの格納庫は中国海軍の装備不足を露呈するものでもある。その問題点は米国の揚陸艦と比較すれば明らかだ。米国の強襲揚陸艦ボノム・リシャールは香港に寄港した際に艦内をメディアに公開したが、格納庫にはヘリコプターやエア・クッション型揚陸艇、装甲車などの車両が所狭しと並んでいた。

空っぽの井岡山号の格納庫は、艦艇はあっても関連装備を揃えきれていないことを示している。もちろんアデン湾での警備任務には水陸両用戦車などの装備は不必要だが、米軍ならば突発的な事態に備えて準備を整えている。

もっとも重要な点は中国海軍にはエア・クッション型揚陸艇が不足しているという点だ。先日、2隻目の中型エア・クッション型揚陸艇が就役したばかりで、米軍との差はかけ離れている。(翻訳・編集/KT)

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