Record China 2020年1月18日(土) 8時40分
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16日、環球時報は、「台湾のF-16Vは中国のJ-20戦闘機に対応可能」という台湾政府や軍関係者の話について、「台湾軍のパイロットが正直に回答した」と報じた。写真はJ-20。
2020年1月16日、環球時報は、「台湾のF-16Vは中国のJ-20戦闘機に対応可能」という台湾政府や軍関係者の話について、「台湾軍のパイロットが正直に回答した」と報じた。
記事によると、台湾の厳徳発(イエン・ダーファー)国防部長が昨年9月に「AESA(アクティブ・フェーズド・アレイ)レーダーを搭載したF-16Vは、人民解放軍のJ-20ステルス戦闘機をレーダーで捕捉して対処することが可能」と発言したほか、台湾空軍の劉任遠(リウ・レンユアン)副参謀長も「台湾軍の戦闘機と解放軍の戦闘機の性能は伯仲している」との見方を示した。
これについて、かつて解放軍のJ-11戦闘機やH-6大型爆撃機と一緒に飛行した経験を持つという台湾軍のパイロット顔祥昇(イエン・シアンション)氏は台湾メディアの取材に対して「アップグレードしたF-16V戦闘機は最新型のAESAレーダーを搭載し、捜索、ロックオン対象距離が大幅に向上した」と語る一方で、「F-16Vが解放軍のJ-20やJ-31に匹敵する」という情報については「F-16Vの仮想敵はJ-10、J-11戦闘機だ」と語り、J-20などとの対抗を想定したものではないとの見方を示したという。
記事は、台湾軍が「鳳展プロジェクト」というコードネームで既存のF-16A/BをF-16V(ブロック20)に改良するほか、「鳳翔プロジェクト」というコードネームで米国から新しいF-16V(ブロック70)戦闘機66機を購入し、今後台東にある空軍志航基地に配備される予定だとした。(翻訳・編集/川尻)
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