警察の汚職はNG?トニー・レオン×アーロン・クォックの映画「風再起時」が公開のめど立たず

Record China    2020年1月14日(火) 23時40分

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香港の俳優トニー・レオンとアーロン・クォックが共演する映画「風再起時」について、警察の汚職を扱った内容が問題視され、長期間にわたって上映許可が下りないのではないかと香港メディアが報じている。

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香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)とアーロン・クォック(郭富城)が共演する映画「風再起時」について、警察の汚職を扱った内容が問題視され、長期間にわたって上映許可が下りないのではないかと香港メディアが報じている。

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人気俳優のトニー・レオンとアーロン・クォックの初共演でも話題のクライムサスペンス映画「風再起時」(Theory of Ambitions)は、2017年にクランクインし、18年3月にクランクアップしている。一時は18年12月公開との情報も流れたが、実現されることなくすでに2年近くが経過している。

「風再起時」は1950~60年代、実在の汚職警官4人を描いた作品。警察の汚職や裏社会を描いていることから、中国で国家電影局の審査を通過することができず、長期間わたって放置され、現在も公開のめどが立たないのではないかと報じられている。

昨年は映画への審査が厳格化されたことも、「風再起時」を窮地に追い込む要因となっている。国民党軍が登場する映画「八佰」をはじめ、複数の話題作が公開中止となり、「技術的な問題」などと発表されてきた。また、昨年は中華人民共和国の建国70周年に当たるため、公開中止となった作品が愛国映画にスクリーンを譲り渡すこととなった。

なお、国家電影局では「風再起時」の制作側に対し、内容の一部修正を求めているとの報道もあり、今後は無事に公開へこぎ着けることができるのかどうか注目されている。(Mathilda

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