Record China 2020年1月12日(日) 21時30分
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弁護士の男性が自身の「座席占領」を報じた中国中央テレビに損害賠償を求めた裁判で、北京市海淀区の裁判所は8日、原告の請求を棄却した。
2020年1月9日、中国紙・新京報によると、弁護士の男性が自身の「座席占領」を報じた中国中央テレビ(CCTV)に損害賠償を求めた裁判で、北京市海淀区の裁判所は8日、「報道内容は真実であり、匿名でモザイクをかけるなどの保護義務を果たした」として請求を棄却した。
男性は18年12月、武昌から鄂州までのきっぷを所持していたが、鄂州に着いても下車せず他人の座席に座り続け、不足分の運賃の支払いにも応じず、乗務員に暴言を吐くなどしたとして、5日間の行政拘留処分を受けた。中国中央テレビは同月11日、この事件を報じていた。
この話題について、中国のネット上の反応を見ると、「厚顔無恥」「訴えなければほとんどの人に知られずに済んだのに」「CCTVも今度はモザイク無しで報道すべき」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/柳川)
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