アリペイ年間消費明細が発表 稼いだより使ってる?

人民網日本語版    2020年1月8日(水) 19時20分

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あなたは昨年、支付宝(アリペイ)でいくら使っただろうか。アント・フィナンシャル傘下の支付宝が6日、2019年度アリペイ年間消費明細を発表した。

あなたは昨年、支付宝(アリペイ)でいくら使っただろうか。アント・フィナンシャル傘下の支付宝が6日、2019年度アリペイ年間消費明細を発表した。これを見た人の多くは、「これだけのお金がどこから来たのか。どうして稼いだよりも使っているのだろう」と不思議に思ったかもしれない。

年間消費明細は個々人への注目をさらにアップ

アリペイの消費明細は毎年、モーメンツでの豊かさ自慢合戦で欠かせないコンテンツになっている。しかし今年の消費明細を見ると、これまでと同じように過去1年間の個人の支出状況を見ることはできるが、「あなたの消費水準は同年齢の99%より上です」といった表示はなくなった。アリペイはこの変更について、「年間消費明細はより理性的に、個々人に注目すればよいと考えており、アリペイはユーザーにお金を使ってもらうだけでなく、『番頭』のようにユーザーの金銭管理をサポートすることをより重要だと考えている」と説明した。

また消費にはショッピングやインテリア雑貨、飲食、交通、健康やヘルスケアといった複数のポイントがあり、その比重は人により異なる。しかし圧倒的多数のネットユーザーが公表している消費明細をみるとその最も基本的な消費はインテリア雑貨、飲食、交通であることが見て取れる。

そして今年の消費明細では「過去1年間にアリペイを利用することで手続きに足を運ぶ回数が何回減ったか」が発表されたことは注目に値する。消費明細からも、多くの人々が外出することなく、より効率的に手続きができるようになったことがわかる。

多くの人が消費明細の正確性に疑問

2019年度消費明細の情報がさまざまなソーシャルメディアに流れると、「これだけのお金が一体どこから来たのだろう」と心の底から疑問に感じた人が少なかったようだ。

ホワイトカラーの盧さんは、「アリペイの消費明細をみると、私は89万元(1元は約15.6円)以上使ったことになっているが、これだけのお金がどこから来たのかまったくわからない。自分は帳簿をつけているので、消費明細の正確性はちょっと疑わしいと思う」としている。

「毎年この時期だけ自分がすごい金持ちで、億万長者まであと一歩のように感じる」と話す張さんは、消費明細によると支出は98万8474元で、このうちインテリア雑貨関連に10万元、衣類に5万7885元、振り込みとオンラインお年玉が23万元に達するという。しかしこれらの消費を合わせても消費明細の金額には届かないので、張さんは消費明細の信頼性について、「モーメンツで公表して賑わいたいだけ」と一笑に付した。

その後、アリペイは消費明細と実際の消費が合致しない点について、「今年のアリペイ年間消費明細には総消費という概念がなく、すべてを調整して総支出とした。支出では昨年にはなかった投資・資産運用、金融・保険、つきあい、チャリティ、振り込み・チャージの項目が増えたため、発表された年間総支出の金額も多くなった」というコメントを出している。(編集KS)

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