iPhone新機種、3日で900万台を売り上げ―中国メディア

Record China    2013年9月26日(木) 10時50分

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25日、米アップル社が発表したデータによると、iPhoneの新機種である5Sと5Cは、発売からわずか3日間で、世界中で900万台を売り上げるという新記録を打ち立てた。写真は湖北省宜昌市のアップルストア。

2013年9月25日、米アップル社が発表したデータによると、iPhoneの新機種である5Sと5Cは、発売からわずか3日間で、世界中で900万台を売り上げるという新記録を打ち立てた。昨年発売されたiPhone 5のほぼ倍にあたり、ウォール街の予測をはるかに上回った。23日早朝にはアップルの株価が6%上昇した。中国新聞網が伝えた。

発売前の多くのアナリストの予測では、新機種は発売直後の週末に500万台から600万台を売り上げるとみられていた。

最新のiPhoneは20日に米国オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール英国で販売をスタートした。アップルは今回初めて新機種の販売スタート地点に中国を組み込み、5Sと5Cを同時に打ち出した。

昨年9月、iPhone5は発売から3日間で500万台を売り上げたが、販売スタート時に中国本土は入っておらず、販売が始まったのは12月になってからのことだった。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「新iPhoneには信じられないほどのニーズがある」とコメント。アップルはまだ新機種の具体的な販売台数を発表していないが、世界の小売ルートでは5Sが完売した。アップルのオンラインストアでは、今注文した5Sが届くのは10月になってからだ。

中国の複数のメディアが伝えるように、インターネットの世界で「土豪金」と呼ばれるゴールドタイプの5Sは、中国のアップルファンの間で大人気で、広州などのヤミ市場では9000元(約14万5000円)から1万3000元(約20万9000円)の値段がつき、定価の2倍になっている。高額でも買おうとする人はいるが、品物がないので手に入らないという。

今回発売された5Sと昨年発売された5は似ているが、5Sにはゴールド、シルバー、ホワイトの3つのボディーカラーがある。また、指紋認証機能が加わり、基本ソフト(OS)やカメラがグレードアップし、通信速度が倍になった。価格は米ニューヨークのアップル店舗で649ドル(約6万4000円)からとなっている。5Cはブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトの5カラーがあり、ニューヨーク店では549ドル(約5万4000円)からだ。

今年7月時点のアップルの予測では、今年度第4四半期の売上高は340億ドル(3兆3000億円)から370億ドル(約3兆6500億円)に達し、粗利益率は36−37%になるという。米情報大手トムソン・ロイターのデータによると、アナリストの平均的な予測では、今年第4四半期のアップルの売上高は361億ドル(約3兆5500億円)に達し、粗利益率は36.7%になるという。

アップルは最新のモバイルOS「iOS7」を先週発売した。アップルによると、現在、世界では基本ソフトがiOS7にグレードアップした携帯電話は2億台あり、これほどの速さで基本ソフトのグレードアップが進むのは携帯電話の歴史が始まって以来のことだという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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