Record China 2020年1月7日(火) 12時50分
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昨年11月に香港理工大学に立てこもったデモ隊の脱出を手助けしたことを理由に逮捕され、条件付きで保釈されていた香港人男性が日本へ出国する直前に空港で再逮捕された。写真は香港国際空港。
昨年11月に香港理工大学に立てこもったデモ隊の脱出を手助けしたことを理由に逮捕され、条件付きで保釈されていた香港人男性が日本へ出国する直前に空港で再逮捕された。香港メディア・頭條日報が6日付で報じた。
記事によると、豪州の大学に留学中の24歳の梁嘉淇さんは、6日午前1時25分の飛行機で日本へ向かい、大阪大学で交流を行う予定だった。しかし、5日午後11時55分に空港の出発ロビーに到着し、出国手続きをしようとしたところ、出入国管理職員に「保釈条件に違反している」と指摘された。梁さんは当時、保釈保証書を携帯していなかったため、後に到着した警察にその場で身柄を拘束された。
記事によると、この件は6日に九龍城裁判法院で審議された。担当した厳舜儀裁判官は、「被告は6日0時以降のみ出国が許可されていた」「警察側にはその場で逮捕する責任があり、情状を酌量する余地はなかった」などとしたほか、梁さんに万一に備えて保釈保証書を携帯するよう助言したという。また、梁さんは引き続き以前と同様の条件での保釈が認められた。
頭條日報の過去の報道によると、昨年11月にデモ隊が立てこもった香港理工大学を警察が包囲した際、デモ隊の脱出を手助けしようとした人のうち、梁さんを含む60人が暴動罪で逮捕された。保釈金の支払いやパスポートの提出などを条件に保釈が認められた逮捕者らは、香港外部への移動や夜間の行動が制限されたが、梁さんは豪州留学などを理由に一定期間香港から離れることが許されていたという。(翻訳・編集/岩谷)
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