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2007年5月2日、重慶市の洋人街を吸血鬼のカップルが闊歩。多くの市民を驚かせていた。
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2007年5月2日、重慶市の洋人街を結婚衣装を着たカップルが歩いていた。道行く人々は彼らを見るとみななぜかぎょっとした表情で遠ざかっていった。新郎も新婦も全く血の気のない青ざめた顔をしており、唯一新婦の真っ赤な唇だけが鮮やかに浮かび上がっていた。さらに新婦の首には誰かに噛みつかれたような傷跡がある。これはまさしくかの有名な吸血鬼の姿ではないか。
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もちろんこのカップルは本物の吸血鬼ではない。彼らは一種のパフォーマンスアートを試みたと取材に答えた。洋人街での人々の驚く様からして、パフォーマンスは大成功といったところか。***
この日の重慶は快晴で気温は30度ほどにまで上がり、道を歩くだけで汗が噴き出すほど。吸血鬼は道行く人々をぞっとさせ、一服の清涼剤を与えたのかもしれない。(翻訳/編集・KT)