中国の俳優ジャン・ジンフー（蒋勁夫）が3日、ネット上でDV被害を告白した元恋人のウルグアイ人女性について、名誉毀損にあたるとして裁判所に訴えを起こし、担当弁護士がSNSを通じて裁判所の受理通知書を公表した。

【その他の写真】

28歳の俳優ジャン・ジンフーは18年、日本へ語学留学中に恋人の日本人女性に暴力をふるったとして傷害容疑で逮捕され、同年末には不起訴処分が決定。帰国後、活動復帰を目指しているとみられていたが、昨年11月には恋人だったウルグアイ人女性がSNSを通じ、同居中に激しい暴力を受けたと世間に訴えたことで、真偽が注目されていた。

3日、ジャン・ジンフーの担当弁護士が、湖南省長沙市の人民法院が発行した受理通知書を公表。DV被害を公表したウルグアイ人女性の発言が全て偽りであるとして、訴えを起こしたことを明らかにした。

なお、訴えられたウルグアイ人女性は同じく3日、SNS上に「私の語ったことはすべて真実」と記して反論。さらに、ジャン・ジンフーの母親と交わしたという、DVを公表しないようにと相手側が懇願するショートメッセージのやり取りを新たに公開している。（Mathilda）