2013年9月24日、台湾高雄市出身のベテラン料理人のアイデアによるテイクアウト専門の寿司店は、2年間で15軒の加盟店を開店させるなど、中国本土で驚異のスピードで発展を遂げる大成功を収めた。その秘訣はどこにあるのか？東南網が伝えた。

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そのベテラン料理人とは、許世宏（シュー・シーホン）さん。彼の店が一般の寿司店と異なる点は、その店の構造。店内の大部分を調理場が占め、客席はわずか2〜3席。客席が全くない店もあるという。それでは、どうやって儲けているのか？その秘密は、これまで“店内で食べる高級な日本料理”と思われてきた寿司のイメージを覆す“スピーディーかつ便利でお手頃価格”のテイクアウト専門の寿司だ。この発想の転換により、彼の店は瞬く間に市場でのシェアを広げた。

許さんはこの大成功に甘んじることなく、将来的には中国的な要素を取り入れた寿司を創作し、さらなる改良を重ねた寿司の開発を続けていくつもりだという。(翻訳・編集/碧海)