2013年9月23日、中国・江西省南昌市新建県樵舎村で、3歳と2歳の姉妹が洗濯機の中に転落、機械が作動して“絞られて”死亡するという事件が発生した。ネット上では事件発生時の状況に複数の疑問点があるとして話題になっており、すでに地元警察が調査を開始している。今視網が伝えた。

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事件が発生したのは21日午後1時ごろ。女児2人は洗濯機の前に置いてあった踏み台を上って洗濯機に誤って転落。その際に女児がスイッチを押して機器が作動してふたが閉まったものとみられる。事件発生時、母親は昼食の準備中で、父親は部屋でテレビを見ていたため気づかなかったという。発見時、2人の全身は血とあざだらけで腫れあがり、病院へ運ばれたがすでに死亡していることが確認された。

中秋節連休の最終日に発生したこの悲劇に多くの人が関心を寄せたが、事件発生時の状況におかしな点がいくつもあることから、ネット上ではその死因を疑う声が上がっている。1人目が洗濯機に落ちた後、2人目がその上に落ちたら、下にいた子供が泣き出したりはしなかったのか？2人が落ちてしまった後、どうやって洗濯機のふたが閉まり、作動したのか？また、女児2人の体重の合計は洗濯容量をはるかに上回っている点など、多くの疑問の声が寄せられた。

記者の取材によれば、23日の朝に女児の伯父から警察に対して「人為的なものではなく洗濯機に問題がある可能性があるため、警察による調査を希望する」との電話があったという。この通報を受けて、地元警察ではすでにこの事件の調査を開始している。(翻訳・編集/碧海)