iPhone購入の長蛇の列が物語る、日本国産メーカーの衰退―中国メディア

Record China    2013年9月21日(土) 0時29分

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20日、米アップル社のスマホ「iPhone」の最新機種が中国や日本などで発売された。アップルストアの前にできた長蛇の列がiPhoneの日本での人気ぶりを物語り、また国産メーカーの衰退を浮き彫りにしている。写真はアップルストア前にできた行列。

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2013年9月20日、米アップル社のスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の最新機種、「iPhone5s」と「iPhone5c」が中国や日本などで発売された。アップル社が最新機種を発表した後には不満や失望の声が続出したものの、アップルストアの前にできた長蛇の列がiPhoneの日本での人気ぶりを物語っている。日本のスマホ市場でのiPhoneの勢いはまた、国産メーカーの衰退を浮き彫りにするものでもある。人民網が伝えた。

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銀座にはiPhoneを販売するNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯電話大手3社の販売店が400メートルと離れていない場所に立地している。20日朝、アップルストア銀座店と、日本で一番最初にiPhone を導入したソフトバンクのショップの前にはそれぞれ200人近い行列ができていた。アップルストアの前には熱狂的なファンが10日前からすでに並び始めていたという。iPhoneの販売に初参入するドコモのショップには10人ほどしか並んでおらず、物寂しい雰囲気が漂っていた。

スマホの普及が進み、とりわけiPhoneユーザーの拡大によって、iPhoneを取り扱っていないドコモは競争に勝てずに苦しんでいた。顧客の流出を食い止めるため、ドコモは終にiPhoneの導入を決めたのである。

日本企業の調査データによると、2013年8月末現在、スマホの国内普及率は昨年より10ポイント増の28.2%に達し、3人に1人が持つまでに拡大している。スマホでも近年の一番人気はiPhoneだが、日本の携帯電話市場は数年前までは国産メーカーが主導していた。市場シェアに関する調査データによると、2013年3月の時点で、販売台数が最多だったのはアップル社で、市場シェアは35.9%だった。2位と3位は日本の国産メーカーである富士通とソニーで市場シェアはそれぞれ13%、12%とアップル社との差は歴然である。(翻訳・編集/XC)

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