中国なのに中国人客お断り?飲食店が客から批判浴びる、真相は…

Record China    2019年12月27日(金) 6時50分

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25日、新浪新聞の微博アカウント頭条新聞は、海南省の飲食店が中国人客へのサービス提供を拒否するトラブルがあったと報じた。

2019年12月25日、新浪新聞の微博アカウント頭条新聞は、海南省の飲食店が中国人客へのサービス提供を拒否するトラブルがあったと報じた。

同メディアによると、同省三亜市の飲食店で店員と中国人客が激しく口論する動画が25日にネット上で拡散した。

動画には、客が店主に対して「どうして中国人を受け入れないのか」と激しい口調で問い詰める様子が映っていた。飲食店の店主は「うちの店は禁煙なのに女性客がたばこを吸おうとした。制止しようとしたら女性が激高した。また、大量に酒を飲んでいて、これ以上飲ませたら店の雰囲気が悪くなる、外国人客を相手にしているから困ると言ったところ、口論になった」と騒動の経緯について語っている。

この飲食店では中国東北部の料理を提供しており、外国人客をメインターゲットにしているとのことで、店員はみなロシア語が話せるという。店主によれば「メニューは外国人向けではあるが、中国人が来店してもサービスはする」とし、中国人客の入店を断っている訳ではないという。

このトラブルについて、中国のネットユーザーからは「明らかに客が酒とたばこで起こしたトラブルじゃないか。どうして店主が非難されるのか」「客にはモラルのある中国人になってもらいたい」「酔っ払いがトラブルを起こしたら店主が事態収拾のためにサービスを中止するというのは間違っていない」「メニューに中国語が書かれているのだから、暴れた中国人客のマナーが悪かっただけ」「うちは外国人相手にやってるという言い方が誤解を招いたが、店主は悪くない」など、店主の対応を擁護、支持するコメントが多く見られた。

一方で「飲み過ぎの客は確かに面倒。ただ、飲み過ぎていたのは中国人客だけではないのでは」とし、外国人客と中国人客との扱いに差がある可能性を疑う声も出たほか、「中国人が心の底から誇りを持てるようになれば、神経がここまで過敏になることはないのでは」とするユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻

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