中国のインターネットは“怒りの感情が極度に強い”―米紙

Record China    2013年9月21日(土) 20時30分

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16日、米紙ワシントン・ポスト電子版は、北京航空宇宙大学によるマイクロブログ上の感情を分析した研究を取り上げた。他の感情に比べ、怒りの感情の書き込みは影響力が強いという。資料写真。

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2013年9月16日、米紙ワシントン・ポスト電子版は、北京航空宇宙大学によるマイクロブログ上の感情を分析した研究を取り上げた。17日、参考消息網が伝えた。

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北京航空宇宙大学の研究チームは中国のマイクロブログ大手・新浪微博の書き込み7000万件を資料として、怒り、嫌悪、喜び、落ち込みという4つの感情がソーシャルメディアでどう広がるかを分析した。その結果、転載されたり何らかのリアクションを招くのは、怒りの書き込みが圧倒的に多いことが明らかとなった。

ネットで急速に広がる怒りにどう対応するべきかを考えなければならない。実名制の導入がその助けになるとの主張もあるが、本当に効果があるかは定かではない。ただ多くの研究者が一致しているのは、EQ、すなわち心の知能指数こそが、インターネットを温かな世界に変えるために役立つ能力だということだ。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、小学校こそ社会と付き合う感情を学ぶための絶好の場所だという。そうして身につけたEQは就職、婚姻、学校での付き合いなどさまざまな場所で役立つものになるという。(翻訳・編集/KT)

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