2013年9月18日、台湾のニュースサイト・NOWnewsが、相手役になった俳優を必ずブレークさせる“あげまん女優”を選出。アリエル・リン（林依晨）ら3人の名前を伝えている。

“あげまん女優”の代表とされるのがアリエル・リン。彼女がブレークさせた俳優は、「愛情合約〜Love Contract〜」で共演したマイク・ハー（賀軍翔）、「イタズラなKiss〜惡作劇之吻〜」のジョセフ・チェン（鄭元暢）、9年ぶりの出演ドラマとなった「イタズラな恋愛白書」で人気再燃したチェン・ボーリン（陳柏霖）など。さらに現在放送中の時代劇「蘭陵王」では、中国の俳優ウィリアム・フォン（馮紹峰）の人気を中華圏全体に拡大させている。スリム体型とは言えないアリエルだが、彼女の丸いぽっちゃり顔が福を招くポイントとされる。

演技派女優のジョー・チェン（陳喬恩）は、「カエルになった王子様」でミン・ダオ（明道）を、「ハートに命中！100％」でイーサン・ルアン（阮經天）を大ブレークさせている。それまで脇役クラスの俳優だった2人だが、特にイーサンは同作を機に視聴率キングになり、台湾を代表する映画俳優にまで成長した。その“あげまん”ぶりはジョー自身も認めており、「共演者が出世することに幸せを感じる。ブレークしたい人は私と共演して」と、堂々の宣言をした。

人気ユニットS．H．EのEllaも、“あげまん女優”の1人だ。「花ざかりの君たちへ〜花様少年少女〜」では相手役のウーズン（呉尊）だけでなく、同じフェイルンハイ（飛輪海）のメンバー・ジロー（汪東城）、さらにダンソン・タン（唐禹哲）やバラエティ番組で人気のお笑いコンビPlungon（浩角翔起）をブレークさせている。

彼女たちは特別な美人ではないことで共通している。“隣のお姉さん”的な親しみやすい雰囲気が、逆に魔力になっているようだ。（翻訳・編集/Mathilda）