金魚すくいで大学合格勝ち取った日本の高校生に中国ネット沸く=「努力すれば報われると思わせてくれた」

Record China    2019年12月21日(土) 14時10分

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特技の金魚すくいを活かして大学に合格した日本の高校生が中国のネット上で紹介され、大きな話題を呼んでいる。写真は金魚すくい。

特技の金魚すくいを活かして大学に合格した日本の高校生が中国のネット上で紹介され、大きな話題を呼んでいる。

NHKが13日に報じたところによると、大阪府に住む三宅莉緒さんはスポーツなどで活躍した生徒を選抜する関西外国語大学の「一芸入試」において、高校での成績などに加えて例年参加してきた金魚すくい大会での成績が評価され、英米語学科への合格が決まった。三宅さんは小学校4年生の頃から週に一度奈良県の大和郡山市にある金魚すくい道場に通って練習を重ね、高校1年生からは全国大会の一般部門に挑戦。4位から3位、2位へと徐々に順位を上げてきたという。

報道によると、金魚すくいで大学に合格する例は三宅さんが初めて。三宅さんは「大学で英語をしっかり勉強し、海外の人たちに金魚すくいの魅力を伝えたい」と語った。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)は、複数のメディアや個人のアカウントが三宅さんの報道を取り上げた。中でも、「このニュースはどんな道にもそれぞれに名人がいるということを証明している。一つのことをやり通せば、必ず社会から認められる。大切なのはその人の心の在り方なのだ」というコメントを添えたアカウントの投稿には16日午後0時の時点で1000件を超えるコメントが寄せられた。

中国のネットユーザーからは、「すごい!。応援したくなる」「彼女は、努力すれば必ず報われると私に思わせてくれた」「高すぎる目標を掲げて地に足がついていないようじゃダメってことだね」といった感想が寄せられた。

このほか、「日本の発想はやっぱりユニーク」「日本では多くの人が独自のこだわりを持っているけど、ちゃんと社会に受け入れられる。笑われたりしない」といった声や、「中国でもこんな風に入学者の選抜が行われてほしい」という意見も見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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