「ジャッキー・チェン世界公園」誕生へ、古民家など私蔵お宝を大量提供―北京市

Record China    2013年9月13日(金) 22時10分

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12日、ジャッキー・チェンが北京市で、「ジャッキー・チェン世界公園」の調印式に出席。自身が所有する古民家の寄贈を発表した。

2013年9月12日、ジャッキー・チェンが北京市で、「ジャッキー・チェン世界公園」の調印式に出席。自身が所有する古民家の寄贈を発表した。京華時報が伝えた。

ジャッキー自身も設立に携わる「ジャッキー・チェン世界公園」は、北京市経済開発区にある亦庄企業文化パーク内に設けられる予定。敷地面積は2000平米で、科学技術や民族文化体験など、5つのテーマに沿った施設が建設される。ここには、ジャッキーが中国・安徽省に所有する築100〜300年の古民家4棟が寄贈されることが約束された。

古民家は20年以上前に購入したもの。ジャッキーは今年はじめ、シンガポールの大学にその一部を寄贈することを明らかにしたが、貴重な文化財の国外流出を懸念した世間から猛反対の声が上がった。ジャッキー本人は、中国国内にはこういった古民家が多いため、そこまで稀少価値があると考えていなかったようだ。寄贈先にシンガポールを選んだのは「相手が真っ先に名乗りを挙げたから」で、「シンガポールへの偏愛といった意識ではない」と語っている。

「ジャッキー・チェン世界公園」には、ジャッキーがこれまで収集してきた骨董など貴重品を提供し、展示する予定。「子供の頃は家が貧しく、とにかく何でも欲しかった。大人になってお金を手にするようになると、その反動で買い漁ってしまった。他人から見れば高価な貴重品だろうけど、僕にとってはただの負担でしかない」と、長年収集してきたお宝について語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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