日本で休業前のスターバックスに最後の1杯を求めて閉店前に行列ができたことが、中国でも注目されている。

中国版ツイッターの微博（ウェイボー）で日本関連情報を主に発信しているアカウント「小野妹子学吐槽」は9日、「スターバックスコーヒージャパンは9日から当面の間、（緊急事態宣言の）対象地域にある約850店の休業を発表した。（中略）休業前、“最後の1杯”を求め、JR蒲田駅ビル内の店舗には閉店1時間前に50人以上の列ができた」とするスポーツ報知の記事を紹介した。

これについて、ウェイボーユーザーからは、「日本人は本当に行列をつくるのが好きだな」「日本人の伝統芸」「さすが行列星人」「いずれ再開されるのに理解不能」など、行列に注目するコメントが多く寄せられていた。

また、「外出自粛要請が出ているというのに危機意識が低すぎる」「クラスターが発生しなければいいが」と心配する声もあった。

ほかに、中国の大手コーヒーチェーン店「瑞幸珈琲（ラッキンコーヒー、luckin coffee）」の粉飾決算事件で、優待チケットが無効になるのを恐れて客が店舗に殺到したことを挙げて、「こちらは本当の最後の1杯になるかも」との声もあった。（翻訳・編集/柳川）