2013年8月25日、四川省成都市の路線バスの車内で男が突然刃物を持ち出し、車内にいた乗客を次々に襲った。男はバスを降りてからも通行人を襲い続け、15人が死傷した。男はその場で警官に逮捕された。26日付で新華網が伝えた。

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事件が起きたのは25日午後9時16分、成都市一環路北四段を走るバスの車内で、男が突然刃物を持ち出し、次々に乗客を襲った。運転手は急ブレーキをかけてドアを開け、乗客を外へと逃がしたが、男はバスを降りて逃走する際にも、路上にいた人々を襲い続けた。

その後、バスの運転手や市民らが男を取り囲んだが、男はなおも抵抗を続けたため、駆けつけた警官は被害拡大を防ぐために男に向けて発砲した。男はけがをし、その場で逮捕された。この事件で、バスの乗客や通行人15人がけがをし、そのうち4人が死亡した。

警察によると、男は成都市金堂県出身の41歳で、「経済的な問題で家族とけんかした」と話している。事件の詳細については現在調査中だという。（翻訳・編集/北田）