<福島汚染水漏れ問題>「日本政府は問題を直視し、安全対策を取れ」―シンガポール華字紙

Record China    2013年8月23日(金) 20時30分

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23日、シンガポール華字紙・聯合早報は、東京電力福島第一原発で高濃度の放射能汚染水がタンクから漏れた問題で、社説記事「日本は福島の放射能汚染を直視すべきだ」を掲載した。

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2013年8月23日、シンガポール華字紙・聯合早報は、東京電力福島第一原発で高濃度の放射能汚染水がタンクから漏れた問題で、社説記事「日本は福島の放射能汚染を直視すべきだ」を掲載した。以下はその概要。

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日本の福島第一原発から高濃度の放射能汚染水が太平洋に流出し、他地域に住む人々の利益を損なうだけでなく、地球規模の健康被害、環境汚染を引き起こす恐れが出てきた。日本政府には、他国民の生活を脅かす汚染水の流出を食い止める責任と義務がある。

福島の放射能漏れに対する日本政府と東京電力の対応は、人を非常に不安がらせる。米英の放射能専門家は今年7月、現地を視察し、日本の当局を厳しく批判した。米国の専門家は「日本政府は国民に情報を開示せず、危機への対処方法も、自分が何をすべきかも分かっていない。国民と環境を守るための具体策もない」と批判。英国の専門家も「東電の隠ぺい体質には失望した」と述べた。

安倍晋三政権は今、全力で福島問題の解決に力を注ぐべきだ。われわれは日本に対し、取るべき責任を取り、迅速な安全対策を打ち出すよう求めなければならない。(翻訳・編集/AA)

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