Record China 2013年8月23日(金) 11時0分
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22日、竹島の海域が、廃棄された漁網や古タイヤ、建築廃材などによってゴミの海と化している。写真は廃棄された網にかかった魚。
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2013年8月22日、韓国紙・中央日報は「独島(日本名・竹島)周辺は30トンのゴミの海」と題した記事を掲載し、島の周辺30メートル以内の海域に無数のゴミが存在していることを伝えた。以下はその内容。
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8月19日から20日にかけて訪れた独島(竹島)からわずか100メートル余りの海域。美しい独島周辺海域のゴミに驚愕した。ゴミ回収のための船「環境号」の甲板には、引き揚げられた古タイヤや赤さびだらけの漁具がうず高く積み上げられていたのだ。
海洋ゴミで最も恐ろしいのは漁網だ。魚がこの網にかかっても引き揚げることはできず、苦痛を与えて殺すことにしかならない。寒流と暖流がぶつかる独島海域では特に深刻な問題で、生態系を著しく破壊している。
漁網の廃棄は漁業作業中に起こる。網が切れたり、落ちてしまったりすると、海上を漂ったり沈んだりしてしまう。海上を漂う網は暗礁でクモの巣のようになり、魚にとっての脅威になる。海底に沈んだ網はカニやアワビに致命的な危険をもたらす。
ゴミを回収している韓国海洋技術のヒョン・ジョンヒョ副社長は「独島の海域は他の海域よりゴミが多い。好漁場であるため、漁業が盛んな海域だからだ」と語る。
海洋ゴミは大部分が漁網だが、古タイヤや建築廃材なども見つかっている。船舶を係留する際のクッションとして使用される古タイヤは海に落下することが多く、ふ頭建設の際にもゴミが海に廃棄されている。この事態を受けて、韓国の海洋水産部は8月19日から、45日間にわたる清掃活動を実施している。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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