活気溢れる街を感じに、商業都市であり千年の歴史を持つ広州へ―中国メディア

環球網    2019年11月13日(水) 13時20分

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近頃、第4回「中国を読み解く(読懂中国)」国際会議が中国・広州市で開催された。新しい発見を期待しつつ、広州の変身物語を見てみよう。資料写真。

近頃、第4回「中国を読み解く(読懂中国)」国際会議が中国・広州市で開催された。商業が千年も栄える広州のエネルギーがみなぎり続ける秘密とは何?またいくつかの融合と変遷を経験し、古い街が今でも開放と包容力を保つその底力とは?こういった質問を抱えながらも、新しい発見を期待しつつ、広州の変身物語を見てみよう。

▼古い街の風情、年代と共に味が出る

中国は改革開放からすでに40年が過ぎた。都市化が加速して急成長を遂げたこの時期、広州もその流れに取り残されることはなかった。データを見ると、この40年間で広州の都市規模の拡大は過去2000年のそれを超えた。街を散策すると、古い街が現代的な街へと変身し、また都市計画からもいたるところに潜むアイデアがうかがえる。


広州は1984年に「国家歴史文化名城」と位置付けられ、都市総計画に入れられた。古い広州の街は時間が経つほどに新鮮に感じられ、またその魅力は聴きなれた故郷の訛りと音楽の余韻にも潜んでいる。

嶺南園林風の擬古的な建築が立ち並ぶ広州永慶坊の近くにある粤劇(広東オペラ)芸術博物館は、広東オペラ芸術と嶺南文化の魅力を伝えている。今日の永慶坊は歴史的な記憶の象徴として、もう一つのノスタルジアとしても人々の思い出の中に残され、まさに広州という歴史を持つ都市が若返り、新たな活力を世に見出す象徴とも言えよう。

▼クリエーティブの街、改革から再出発

「歴史人文老城」である以外に、今の広州はテクノロジーとクリエーティブの都市でもある。ビッグデータやモノのインターネット、人工知能(AI)などを代表とする第4次テクノロジーイノベーションが世界を変えつつある中、新しい科学技術と産業を深く融合させるインテリジェント製造は、広州という改革開放の先行者が新たな出発を踏み出す重要な第一歩となる。


そしてこのすべては、クリエーティブ都市・広州が作り出すビジネス環境、グレーターベイエリア構想とも呼ばれる各地域の資源を統合する広東・香港・マカオベイエリア計画なしでは語れない。

▼戦略における新しい力、グレーターベイエリアから再スタート

明珠湾は広州市南沙のコアエリアに位置する。総計画敷地面積が103平方キロメートルもあるこのエリアは、広州市が構築する広東・香港・マカオベイエリア合作のコアエリアと区域性の総合的サービスセンターの役割を果たしている。


周辺100キロメートル内に、広東・香港・マカオベイエリアの全11都市と五大国際空港を含む。これと同時に、このグレーターベイエリアに加入することで、広州が持つ人材的、経済的な優位性がますます発揮できるようになる。

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発展の決意を忘れず、より多くのプロジェクットを招き、目覚ましく進歩する花城・広州。この古い都市が一新する魅力、そしてその活力あふれ、困難に負けずにいつまでも前に進み続ける強い生命力を身に染みて感じた。

世界に「中国精神」を発信し、特に経済グローバル化の背景において、広州を代表するシティーイメージの広東オペラと伝統ある建物も、都市の革新において重要な機能を発揮するAIも、さらに「一帯一路」構想と「広東・香港・マカオベイエリア発展計画」の政策も、すべてが広州の改革開放の再出発において強い力になっただろう。(提供/環球網・編集/孫ソウ)

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