Record China 2019年11月9日(土) 13時10分
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4日、中国メディアの光明網は、旅客機の中で細菌が繁殖しやすい場所ワースト5を紹介する記事を掲載した。資料写真。
2019年11月4日、中国メディアの光明網は、「飛行機内で一番汚いところ、あなたも絶対によく触っている」と題する記事を掲載。細菌が繁殖しやすい場所ワースト5を紹介した。
記事は、米国の旅行サイト「Travelmath」が微生物学者の協力のもと、米国の主要キャリア2社の4便から各26カ所のサンプルを採集し、細菌の量を測定する実験の結果を紹介。特に細菌の繁殖が多かった5カ所をランキング化している。
5位は、トイレのロックだ。酵母菌、カビ菌、ブドウ球菌など多くの病原体が検出されたため、「トイレを使う際には手洗いが非常に大切」だとしている。
4位は、シートベルトのバックルだ。これはどの乗客も乗り降りする際に必ず触るものであり、接触時間は短いものの、ウエットティッシュなどで拭いてから触るよう推奨した。
3位は、トイレの水洗ボタン。記事は「これは言わずもがなであり、使用後の手洗い徹底が細菌から自らを守る最良の手段である」とした。
2位は、座席頭上の空調放出口だ。「チリやほこりなどの有害物質を吸着している可能性があり、同時に細菌の数も多くなっている」と伝えた。
そして1位は、座席のテーブルだ。2位の空調と比べて8倍近い細菌数が検出される圧倒的な多さだったといい、飛行機の設備のなかで最も頻繁に使用されるうえ、細菌のエサとなる食べ物や液体が付着しやすいことが細菌繁殖の要因であると説明している。
記事はこのほか、枕や毛布、座席ポケットも細菌が繁殖しやすい場所であるとした。(翻訳・編集/川尻)
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