韓国で整形手術の死亡事故が頻発、多くは緊急時対応の設備なく―韓国紙

Record China    2013年8月19日(月) 12時30分

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17日、韓国で整形手術によって死亡に至る医療事故が頻発している。院内には緊急時の基本的な設備すらなく、監督すべき国の機関も見て見ぬふりをしているという。写真は整形手術の広告。

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2013年8月17日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国で整形手術によって死亡に至る医療事故が頻発している。韓国には小規模の整形クリニックが多数存在するが、その多くは緊急時に対応するための基本的な設備すらなく、監督すべき国の機関も見て見ぬふりをしているという。18日付で中国網が伝えた。

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8月初旬、ある女性がソウル市江南区にある整形病院で治療を受けた。全身麻酔で手術を受けていたところ、突然動脈が破裂して大量に出血しショック状態に陥った。この病院は国内で評価が高く、メディアなどでも多く取り上げられていたが、院内には止血のための設備も心肺蘇生のための設備もまったくなかった。病院は近隣の総合病院から心肺蘇生器を借りてきたもののすでに20分以上が経過しており、現在も意識が回復する見込みは立っていないという。

2012年4月に韓国医療紛争仲裁院が設立されてから同年12月までの8カ月間に発生した整形医療手術による事故は440件に上る。韓国消費者協会に通報された件数は2008年の42件から2012年は130件と3倍余りに増えている。事故が急増している一方で、医療機関に対しては軽い罰金しか科せられておらず、関連法規の整備が指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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