Record China 2013年8月19日(月) 13時50分
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18日、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。写真は吉林省の白山市露水河村。
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2013年8月18日、新華網によると、大雨の影響によって、東北地方の黒竜江、嫩江、松花江流域で警戒水位を超える大洪水が発生している。上流での降雨により、国境を接する中国とロシア両方のダムで放流が行われているため、河川の水位が上昇し続けている。
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中国中央テレビ(CCTV)によると、上流から多くの水が流れ込んでいることや、ロシア国内のダムからも放流が行われていることが水量激増の原因になっているという。
ロシアでは連日の豪雨によって極東地域に大洪水が発生しており、現在、ロシア保健相と非常事態相が被災地で陣頭指揮を執っている。また、アムール州のブレヤダムでは水位が255メートルを突破し、放流を余儀なくされている。
緊急事態省の危機対応責任者によると、もっとも難しい問題は西から東まで2000キロを超える被災面積だ。だが、目下一番の脅威は中国からのものだ。今後もアムール川(黒竜江)への放流が続けば、水位はさらに50%上昇すると予測されている。
中国東北部では洪水によって350万人が被災している。黒竜江、嫩江、松花江流域に大きな損害がもたらされており、黒竜江省では救援活動が実施されている。
また、吉林、遼寧省でも豪雨による記録的な洪水が発生しており、一部の都市で死者が出ているほか、十数万人が避難している。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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