Record China 2019年10月26日(土) 11時10分
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パナソニックは東南アジア地域の大型施設向け空調関連機器の開発および販売に関して、香港企業のWATと戦略提携する。WATは広東省中山市(写真)とマレーシア・セランゴール州で工場を運営している
パナソニックが東南アジア向け空調事業で香港WATと提携 / 「寧波阪急」の開業が20年秋に再延期 / 厦門航空、中国南方航空、春秋航空、海南航空が成田に新規乗り入れ / 対中ECの「豌豆(ワンドウ)」に物産ストア「福井館」がオープン
●パナソニック、東南アジア大型施設向け空調事業で香港WATと戦略的提携
パナソニックは東南アジア地域における大型施設向け空調関連機器の開発および販売に関して、香港に本社を置くWelcome Air-Tech WAT(WAT)と戦略的な提携に合意した。2019年10月25日付で発表した。
WATの設立は1988年で、1992年にイタリアの空調機器メーカーSAIVERと提携し、現在は中国およびマレーシアの工場で生産したエアハンドリングユニット(AHU)をSAIVERブランドで、アジア全域とオセアニア地域で販売している。
パナソニックとWATは、パナソニックのビル向けマルチエアコン用インバーター技術とWAT社のAHU技術を組み合わせた、高効率で環境負荷の小さい空調ソリューションを開発することを決めた。販売面では、両社のスマートクラウド技術を活用し、遠隔操作やメンテナンスなど利便性の向上を目指す。
●「寧波阪急」の開業、2020年秋に再延期
阪急阪神東宝グループのエイチ・ツー・オー リテイリングは25日、浙江省寧波市で開業準備中の商業施設「寧波阪急」の開業時期を2020年秋にしたと発表した。
2014年9月の当初発表には開業時間を2018年秋とし、18年8月24日には改めて2019年秋としていた。開業を20年秋にしたことについては、グループとして初の中国大陸での大規模商業施設となることから、開業時における店舗内容の完成度を優先させることが重要と考え、開業時のインパクトを大きくし、競争力の強化を図るために店舗内容を一部見直すとともに、より有力なテナント群の出店のめどがついたからと説明した。
●厦門航空、中国南方航空、春秋航空、海南航空が成田に新規乗り入れ
成田国際空港は、10月中に中国南方航空、厦門(アモイ)航空、春秋航空、海南航空の中国航空会社4社が成田国際空港に乗り入れる新規路線を開設すると発表した。
中国南方航空は10月27日に成田-上海浦東線を、29日に成田-深セン(広東省)線を就航する。中国南方航空は成田に就航する中国の航空会社としては最多の9都市への運航を行うことになる。
春秋航空は27日に成田-上海浦東線を就航する。春秋航空の成田への定期便就航は初めて。
厦門航空は27日に成田-福州(福建省)を就航する。厦門航空の成田への定期便就航は初めて。
海南航空は31日に成田-北京首都空港線を就航する。海南航空の成田へ就航は西安(陝西省)便に続いて2路線目。
●対中EC「豌豆(ワンドウ)」に物産ストア「福井館」がオープン
中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」を運営するインアゴーラは25日、同日付で「豌豆(ワンドウ)」に物産ストア「福井館」をオープンと発表した。
インアゴーラは2018年11月に株式会社福井銀行のグループ会社である株式会社福井キャピタル&コンサルティングと業務提携し、福井県産品の中国での販路拡大を支援してきた。(翻訳・編集/如月隼人)
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