フライメディア 2019年10月25日(金) 21時0分
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年々、ハロウィンイベントが少しずつ浸透している上海。暮らしの中でハロウィンを楽しんでもうおうと、毎年、10月中旬にハロウィンの「フラワーアレンジメントワークショップ(万聖節花芸課)」を開催しているのが、上海市黄浦区にある「Naturalesque」だ。
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年々、欧米人や地元の若者中心にハロウィンイベントが少しずつ浸透している上海。コスプレや室外のイベントではなく、暮らしの中で、ハロウィンを楽しんでもうおうと、毎年、10月中旬にハロウィンの「フラワーアレンジメントワークショップ(万聖節花芸課)」を開催しているのが、上海市黄浦区に店をかまえる。フラワーショップ「Naturalesque」、日本人経営のお店だ。ちなみに、ハロウィンは中国語で万聖節(ワン ション ジエ)と言う。
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かぼちゃを花器に見立てアレンジするこのワークショップは毎年、定員をこえるほど人気が高く、今年は多くの参加者が集えるようにと、10月20日と27日の2回に分けて開催された。初回の10月20日に開催されたワークショップをのぞいてみると、大人女子が目をキラキラ輝かせて参加していたのが印象的だった。会場も乙女心をくすぐる素敵な「老房子(古い住宅)」を利用したレストランで、それだけでもグッとテンションがあがる。
事前に、必要な花材や道具がそれぞれきちんとセットされていたり、ゴミ袋やエプロンが用意されていたりと、日本人講師ならではのきめ細やかなサービスがいたるところに感じられた。参加者は中国人女性がほとんどだったので、日本人講師の説明は中国人スタッフが通訳していたが、美しいものを愛でる心は万国共通といったところ。
“かぼちゃが花器”と聞くと、そこにどんな花をアレンジするかを真っ先に考えてしまうが、実はその前に「力仕事」が待っている。まずは、花器にするために、かぼちゃの中身をくり抜く作業がある。かぼちゃが固いので、思うようにくり抜けないのだが、そこは講師もサポートしてくれる。無事、かぼちゃをくり抜くと、次に花の切り方やキレイに見えるアレンジの仕方などのポイントを教わる。
講師の見本を見た参加者には、「見本のように完成するのか?」と不安そうだったが、「あまり見本にこだわらず、自由に、楽しみながら生けて下さい」という講師の言葉に安堵の表情を浮かべ、思い思いに作品をつくりあげていく。同じ材料を使っていても、それぞれの感性やセンスにより、多様な作品がうまれるのもアレンジメントの魅力だ。
落ち着いたBGMが流れる中、約2時間黙々と作業をする参加者の姿に、講師も声をかけるのをためらうほど。ワークショップ終了後には、それぞれの作品をもって記念撮影。みな、自分の作品に満足そうな表情だった。もちろん、SNS映えする写真の撮影も忘れていない。ハロウィン当日まで2週間ほどあるが、適度に水をあげれば、アレンジした花も「ハロウィンまで持つ」と、持ち帰った後のお手入れの仕方も講師から説明があった。
初心者でも楽しめるハンドメイドのワークショップ人気はますます高まりを見せているが、やはり女子力アップも期待できそうなフラワーアレンジメントは人気が高い。これからクリスマスやバレンタインデーなどイベントもあり、多様なワークショップの登場で盛り上がりそうだ。(提供/フライメディア)
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