2013年8月9日、人民日報によると、中国広東省衛生局は同日、同省恵州市で鳥インフルエンザウイルスH7N9型への感染が疑われる症例を確認したと発表した。

【その他の写真】

感染が疑われているのは同市に住む51歳の女性。同市の疾病予防当局による初期検査では陰性だったものの、同省疾病予防当局では陽性と判断された。インフルエンザウイルスH7N9型への感染が疑われている。

同省政府、委員会も事態を重視。患者を救うために全力を挙げ、拡散を防止する方針だ。また、同省衛生局の専門家チームが現地に派遣され、実態を調査している。同市の疾病予防センターではすでに患者と接触した36人の経過を観察しているが、今のところ異常は確認されていない。（翻訳・編集/AA）