Record China 2013年8月10日(土) 23時10分
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8日、杭州電子科技大学などの大学の科学者は、バイオ素材を利用した3Dプリンターを独自開発した。写真は「Regenevo」と名づけられた同プリンター。
2013年8月8日、杭州電子科技大学などの大学の科学者は、バイオ素材を利用した3Dプリンターを独自開発した。同プリンターでは医学用のバイオ素材の高分子材料や無機材料、ハイドロゲル、活細胞などを使い、人の耳の軟骨組織や肝臓ユニットなど比較的小さな組織のプリントに成功している。新華報が伝えた。
同バイオ3Dプリンター開発グループの責任者、杭州電子科技大学の徐銘恩(シュー・ミンエン)教授によると、同プリンターはプリント可能なバイオ素材の多さや細胞の損傷率の低さ、プリント精度の高さ、操作性のよさなどが特徴だ。「Regenevo」と名づけられたこのプリンターは世界の同類のプリンターと比べて、無菌条件下でのバイオ素材や細胞の3Dプリントを実現しただけでなく、新型の温度コントロールユニットとプリントヘッドの設計で、零下5℃から260℃までの様々なバイオ素材のプリントに対応できるという。
徐教授によると、「Rebenovo」は活細胞のプリントが可能で、プリントした細胞は90%という活着率を持つ。プリントされた活細胞の生存時間は4カ月という長さだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)
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