2019年10月15日、新浪新聞は、韓国の女性アイドルグループf（x）元メンバーのソルリさんがソウル城南市の自宅で死亡した件について、韓国のネット上でソルリさんに関連するキーワードを「浄化」する動きが出ていると報じた。

ソルリさんは14日に番組の収録に姿を見せず、マネージャーが自宅を訪れたところ、2階で死亡しているのが見つかった。ソルリさんは以前からSNS上での発言や行動が物議を醸しており、今年に入っても掲載した写真を巡ってバッシングを浴びていたという。出演したテレビ番組や、自宅で見つかった日記では、ネット上にあふれるアンチコメントに心を痛め、精神的に不安定になっていたことをうかがわせる発言や描写が見られたとのことだ。

記事は、ソルリさんの死が伝えられた15日の夜より、「ソルリ、愛してる」というキーワードが韓国の大手ポータルサイトNaverの検索ワードランキングで急上昇を見せたと紹介。この動きはネットユーザーたちがネット掲示板やSNS上で「ソルリの関連キーワードを変えよう運動」を起こしたことによるものだと伝えている。

そして、ある韓国人ネットユーザーが「私たちができるのは行動すること。ソルリを悼むと同時に、死者が残した足跡をより美しいものに変えてあげる」と語ったことを紹介するとともに、「ソルリ、愛してる」の他にも、ソルリさんの自作曲タイトルなどによって、ソルリさん関連キーワードの「浄化」が行われているとした。（翻訳・編集/川尻）