<トウ小平・対日談話特集>日中の問題、「時間をかけゆっくりと、ダメなら次の世代に」―1978年

Record China    2013年8月5日(月) 23時10分

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5日、中国のトウ小平氏はかつて外交活動で日本に2度訪問している。さらに、会見した来訪者では日本人が最多だった。彼は日中関係について度々発言し、日中両国のあるべき姿や、友好の大切さなどを説いている。写真はトウ小平氏関連の書籍。

2013年8月5日、中国の元国家指導者、トウ小平氏はかつて外交活動で日本に2度訪問している。さらに、会見した来訪者では日本人が最多だった。彼は日中関係について度々発言し、日中両国のあるべき姿や、友好の大切さなどを説いている。彼の考え方は現在も中国首脳部で継承されている。このシリーズでは、トウ小平氏の日中関係に関する発言を紹介する。

1978年8月10日、当時の園田直外相との会談でトウ小平氏は、「中日の間に問題がないわけではない。たとえば釣魚島尖閣諸島)問題や大陸棚問題だ。このような問題は今話し合う必要はない。双方でゆっくりと時間をかけ協議し、互いに受け入れられる方法を見つけて行けば良い。我々の世代で解決の方法が見つからなくても、次の世代、さらに次の世代にはいずれ解決できるだろう」と発言した。(翻訳・編集/内山)

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