中国のテレビ局が連携“封殺”か?台湾人タレント・伊能静「締め出し」続く―中国

Record China    2013年8月4日(日) 16時30分

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3日、台湾の女性タレントの伊能静に、中国の衛星テレビ局の番組で出演シーンを全カットされる事態が発生。いまだに解けない“封殺”処分があらためて浮き彫りになっている。写真は伊能静。

2013年8月3日、台湾の女性タレントの伊能静(いのう・しずか)に、中国の衛星テレビ局の番組で出演シーンを全カットされる事態が発生。いまだに解けない“封殺”処分があらためて浮き彫りになっている。中国新聞網が伝えた。

今年1月、中国の週刊紙「南方週末」で掲載予定だった社説が、共産党委員会宣伝部からの圧力によって内容を大幅に差し替えさせられた問題が浮上。同社への支持を表明した台湾人タレントの伊能静は、中国メディアから“封殺”対象となった。

そんな伊能にとって、中国で数カ月ぶりのテレビ出演となったのが、広西衛星テレビの歌手オーディション番組「一声所愛大地飛歌」。“解禁”を思わせるだけに、伊能自身もミニブログで朗報としてファンに報告していた。ところが、彼女が出演した先月31日の放送分では、その姿が全カット。中国の衛星テレビ各局が連携し、伊能を“封殺”しているのでは?との疑惑が浮上した。

広西衛星テレビの番組関係者によると、伊能の姿が消えたのは「技術レベルの問題」。同番組は録画放送だが、アフレコの際に問題が生じたため、やむなくカットしたと語っている。伊能のマネジャーはこの事態について、「収録に参加し、無事に役目を終えたという時点で、私たちの仕事は終わっている。問題が発生したのなら、放送局が全責任を負えばよい」とコメント。出演ギャラの返還を求められることもないので、事態を静観している状況だと話している。(翻訳・編集/Mathilda

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