「非愛国者は人間のくず」、副省長が発言を謝罪―貴州省

Record China    2013年7月31日(水) 15時8分

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28日、中国・貴州省の副省長がミニブログ上で、「非愛国者は人間のくず、ろくでなしだ」と発言し、ネット上で大きな議論を呼んだ。

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2013年7月28日、中国・貴州省の陳鳴明(チェン・ミンミン)副省長がミニブログ(微博)上でネットユーザーと言い争いとなり、「非愛国者は人間のくず、ろくでなしだ」と発言。ネット上で大きな議論を呼んだ。30日付で羊城晩報が伝えた。

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事の発端は27日(現地時間)に発生した米・フロリダの銃撃事件。マイアミ近郊のアパートで男が銃を乱射して6人を射殺、自身も警察に射殺されるという痛ましい事件だったが、これを受けて陳副省長はミニブログ上で、「どうして米国でまた銃撃事件が起きたのだろう」と発言した。すると、あるネットユーザーが「どうして国内でまた都市管理局員による暴行事件が起きたのだろう」と返した。(※編集部注:中国では都市管理局員の市民に対する横暴な振る舞いが問題となっている)

これに対し、陳副省長は「誰かさんが国内の小さな問題を大ごとにしたいようだ」と発言し、言い争いはエスカレートしていった。そして、同副省長が「こいつらは国を愛してなんかいない。中国人でいることが嫌なのだ。さっさと米国へ行け!ろくでなし、人間のくず!」と暴言を吐き、これにネットユーザーから非難が集中した。

陳副省長のミニブログは、官製メディアの人民日報と新華社が選ぶ「2012年10大個人ミニブログ」に選ばれたこともあり、28万人余りがフォローしている。

陳副省長は29日午後3時すぎ、この騒動について「不適切な発言だった。今後は注意する」とミニブログ上で謝罪した。(翻訳・編集/北田

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