2013年7月30日、台湾の男性歌手ジャム・シャオ（蕭敬騰）が、歌手オーディション番組の制作発表記者会見に出席。日本のセレブ女性ファンによるストーカー騒動について語った。新快報が伝えた。

今月28日、ジャムの後援者を名乗る日本人女性が台湾で記者会見を開き、現地メディアが報じたストーキング疑惑を否定した。事の発端は、ジャムのマネジャーが彼女の半年あまりにわたるストーカー行為を暴露したことだった。この女性はジャムが住む高級マンションに部屋を購入し、駐車場で待ち伏せたり、夜中に手料理を持って彼の家を訪ねてきたりしたという。

30日、渦中のジャムが北京市で歌手オーディション番組の制作発表会に出席。騒動について初めて語った。彼女が自宅の玄関ベルを鳴らした当時、第三者がいなかったのでドアは開けなかったという。「夜中に誰かが来るだけでも怖いのに、ドアを開けたら何が起こるか分からない。それに第三者がいなかったので、後でどうなっても証拠を示せないから」と、冷静に対処した様子を語っている。

熱狂的なファンにアプローチされることで、「感動はなかった？」と聞かれたジャムだが、「ただ恐怖だった」と顔をこわばらせた。現在、同番組のため約1カ月の日程で中国に滞在中のため、「その期間に心を落ちつけたい」と語っている。女性への法的措置などについては所属事務所が動いており、「今後の処理については、メディアの報道を見てほしい」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）